2011年 11月 27日
EAT in Bangkok~④
ちょっとえ~、と思うようなモノではありましたが、
そんなに食べたいのなら、と意を決してむかいました(って、そんなに大げさなもんではありませんが・・・)。
◆わたしがひるんだ理由その1
BTSから歩いていける場所ではない。
そうなると、タクシーで行くしかありませんが、
バンコクのタクシー、有名な場所じゃないかぎりタイ語で説明できないとなかなか希望の場所にたどりつくのが難しいです。
一応地図と住所は持っていたものの、たどりつけるのかかなり不安・・・。
タクシー1台目~地図見せて行ってくれるかときくと、案の定(笑)×、
タクシー2台目~運転手のおじさん、地図をチラ見してOKOKと。
ほんとか?と思ったけれど、とりあえずおじさんの言葉を信じて乗り込みました。
が、予想どおり、ここ?と車をつけられた場所はまったくちがう店・・・。
おじさん、地図をみなおし、再びうなずき走り出します。
しかし、しばらく走って車を止めると、そのあたりにいた人に道を聞きにいきました。
それでもやはりわからず、結局お店に電話しました。
それでようやく目的のお店に到着しました。
◆わたしがひるんだ理由その2
こんなオープンエアーのお店なんですが、
奥に写っている物体わかります?
さらに近づいてみると・・・
・・・
はい、子豚の丸焼きです・・・。
どういうわけか、相方どうしてもこの子豚の丸焼きが食べたいと・・・。
ま、せっかく大変な思いをしてここまでやってきたので、もちろん子豚の丸焼きを頼みます。
ちなみに子豚の丸焼きには2種類あって、
先にパリパリに焼いた皮だけ食べ、そのあと肉を調理してたべる『ムーハン』というのと、
皮も肉もじっくり焼いていっしょに食べる『ムーハン香港』というのと2通りあるそうで、
北京ダック風とガイヤーン風ってかんじでしょうか。
我々は北京ダック風のムーハンを頼みました。
まずは空芯菜炒めから。
味付けも炒め具合もちょうどよく、なかなかのお味でした。
さて、ようやく本日のメインイベント(笑)の登場です。
ほんとに子豚の丸焼き・・・。
北京ダックのようにちょっと甘めの味噌につけて食べるのですが、
ほんとにパリパリで美味しい~~~。
北京ダックだと餃子の皮みたいのにまいてきゅうりとかといっしょに食べないとかなりしつこいですが、
これはそんなにしつこくなくて、味噌だけでいけちゃいます。
バビグリンにのってる皮より、ソウルの焼肉屋で食べた皮より、ずっと美味しい~♪
美味しい、のですがさすがにひたすら皮ばかり食べてると飽きます・・・。
なんとかがんばってほぼ皮をたべ、肉がむきだし状態になりました。
この状態だと肉はしっかりつっくいていて、はしでほじっても全然とれなくて、まったく食べられません。
なので、このお肉を調理してもらわなければならないのですが、ここで問題発生。
お店のおばちゃん、英語も日本語もまったく通じません。(汗)
最初は、皮を食べ終えたら適当に肉も調理してもらえるかな~と淡い期待を抱いていたのですが、
まったくそんな気配はなく・・・。
一応、おばちゃんに声をかけてはみたのですが、まったく埒あかず。
しかし、この子豚の肉を残したまま帰るわけにはいかないし、
こうなったら、もうこれしかありません。
ということで、隣のテーブルに行き、子豚の肉を調理してくれるように頼んでほしいとお願いしました。
お隣の方、タイ人でしたがときどき英語で話しているようだったので。
快く引き受けていただき、無事注文完了。
子豚はいったん調理場へ引っ込みます。
しばらくすると、運ばれてきたお料理には、子豚の姿は影も形もなくなっていました。
にんにくと黒コショウ炒めです。
これが、思った以上にめちゃくちゃ美味しくて。
お肉はすごくやわらかくて、しっとりしていて、コショウとにんにくがきいた味付けもすごくよくて、ほんとに美味しかったです。
でも、二人で食べるには多すぎました。
こちらのお店、味付けもすごく好みでかなり気に入ったのですが、
何せ二人で行くには向いていないです。
少なくても4人以上で、できれば6人ぐらいで行って、
もっといろんなお料理も食べてみたいな。
お会計は全部で1500バーツほどでした。
ラチャナントゥリー・シーフード
(バンコクナビで見つけました。)
tel:02-678-2768
※サラデーンかチョノンシーのあたりから、タクシーに乗るのがわかりやすいようです。