2007年 09月 06日
あらしの日に届いた知らせ
『オペラ歌手、ルチアーノ・パバロッティ氏、重体』
ほんの1週間ぐらい前に、手術を終え退院したというニュースをみたばかりだったのに。
退院というから、元気になったのかな、と思っていたのに。
そして、その次にとどいた知らせは、
『ルチアーノ・パバロッティ氏、死去』
イタリアのモデナの自宅で療養していたところだった。
もしも、パバロッティに出会っていなければ、わたしがオペラに夢中になることもなかっただろう。
オペラを観たり、聴いたりすることが、こんなにも幸せなきもちにさせてくれることを知ることもなかっただろう。
いろんなオペラを観て、いろんな歌手の歌を聴いて、みなそれぞれにすばらしく、比べようもないのだけれど、それでもやはりわたしはパバロッティの声が一番すき。
あの、澄んだ、美しい声。いつ聴いても、やはり惚れ惚れする。
誰にも似ていない、彼だけが持つことが許された、あのすばらしい声。
彼の代わりはいない。
一度でいいから、生であなたの声を聴きたかった。
グレイテスト・ヒッツ
リゴレット*歌劇
もう二度と彼の声を生で聴くことはできないけれど、でも、いつでも、彼の声を聴くことができる。
Luciano, sei bravissimo!