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バックパッカーの聖地

バンコク市内、けっこういろんなところ行ってみたけど、カオサンに一度も行ってみたことがなかった。
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カオサン・ロード。
東南アジア随一の安宿街として有名で、世界中のバックパッカーが集まってくるというこの通り。

バックパック旅行はしたことがないけれど、はるか昔学生のころにバックパッカーの『まねごと』はしたことがある。
行きと帰り、往復の航空券だけを持ち、ホテルも決めずにヨーロッパへ旅立った。
もちろん、『まねごと』なので、オープンじゃなくて、帰りの便は約1ヶ月後の日を指定してあったけれど。
それでも1ヶ月といえばけっこうな長旅、もちろんこんなに長い間旅行したことなんてなかったし、それより何より、生まれてはじめてのひとり旅。
いまもって、なんでそんな旅に出かけようと思ったのかは不明。
というより、たぶん何も考えてなくて、ただヨーロッパに行きたいなーぐらいのことしか考えていなかったんだろうけど。
学生の身分ゆえ、貧乏旅行であることは間違いなかったけれど、あくまでも『まねごと』なので、それなりのトラベラーズチェックとクレジットカードをもって、いざドイツのフランクフルトに向かった。
ホテルが決まっていないのはかなり不安だったけれど、ヨーロッパはそのへんはよく整備されていて、どこの街に行ってもツーリストインフォメーションがかならずあって、そこで希望の予算と場所をいえば、適当なホテルを紹介してくれる。
あとは地図をもらってそのホテルに行くたけなので、とっても簡単。
慣れてくると、ツーリストインフォメーションまで出向くのがめんどうだったりして、街中でみつけたホテルにいきなり入って交渉、なんてこともできるようになり、人間やろうと思えばけっこうなんでもできるもんだなと思ったり、その反面、警戒心や緊張感ががどんどん薄れていくのにちょっと自分自身で危険信号を感じたり。
さすがにドミトリー(共同ベッドの宿?)に泊まる勇気はなかったし、ユース・ホステルも嫌だったので、普通のホテル(確か1泊3,000円~5,000円ぐらいだったかと)に泊まったんだけど。
あくまでもバックパッカーの『まねごと』なのでね。

バックパッカーの聖地ということで、ふとそんな昔のことを思い出しながらカオサン・ロードにでてみると、広い道路の両側にレストランやマッサージ屋などが並ぶ、思っていたよりずっときれいで健全(そうに見える?)通りだった。(午前中だったせいもあるかもしれないけど)
わたしの勝手なイメージでは、もっと薄暗くて、怪しくて、ごちゃごちゃして猥雑な雰囲気の通り、だったのだけど。
さらに、1本裏の道に入ると、緑がいっぱいでリゾート地の雰囲気さえ感じられた。
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by giovanni12 | 2008-08-10 09:33 | Bangkok