シェムリアップには4泊したけれど、アンコール遺跡ができるのは実質3日間。
まずはやはりアンコール・トムとアンコール・ワットは抑えておかないと。何を見なくても、この2つは見ないといった意味ないし。
残りの2日をどのように過ごすのかでずいぶん迷った。
性格的に行き当たりばったりなもので、その日になってみないと何がみたい気分かわからない・・・っていう思いもあったけれど、せっかくのアンコール遺跡観光、どうせならちゃんとガイドをつけたほうがいい。
すべての遺跡を制覇するのは無理なので、まずは何をみるかを決めないと。
マルローの小説のモデルになったバンテアイ・スレイはどうしても見たかったので、その日は郊外の遺跡をまわる日に決めた。まわるといっても、それぞれがけっこう離れているので、午前で1箇所、午後1箇所。
どこにしようかガイドブックをめくっていると、1枚の写真に釘付けになった。
ジャングルの中で壊れかけた遺跡の写真だった。
ここに行ってみたい。

ベン・メリアはシェムリアップから60キロほどのところにある。
お昼ごはんを食べた食堂から、まっすぐに伸びている赤茶けた砂の舞う埃っぽい石の道を歩いていく。
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しばらく歩くと、わたしの視界に飛び込んできたのは、すっかり崩れ落ちた石の建物だった。
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ベン・メリアはアンコール・ワットとほぼ同じ広さを持つ寺院だというが、まわりはすっかりジャングルに囲まれているため、その広さはわかりにくい。建物もほとんど原型をとどめていないので、どのくらい大きかったのかなかなか想像するのは難しい。
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アンコール・ワットも最初に発見されたときはこんな状態だったという。
少しずつ、修復もされているそうであるが、ほとんどは崩れ落ちたまま。アンコール5大遺跡の中でも、もっとも崩壊がすすんでいる遺跡だそう。
一応、見学しやすいように、木の板がはってあったりする。
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まさしく廃墟である。
かつては「水辺の花のテラス」と称えられたというので、きっと美しい寺院だったのだろう。
でも今は美しさよりも、時間の経過と人間の作ったものの儚さを感じる。
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それに比べ、自然の力は朽ち果てるということを知らないのだろうか。
どんな小さな隙間でさえも、みつけて根をはるがじゅまるの生命力には、ただただ圧倒されるばかりである。

観光客でにぎやかだったアンコール・ワットやバンテアイ・スレイに対し、ここは訪れる人もほとんどいなく、ひっそりと静まり返っていた。
その静けさが、またこの朽ち果てた遺跡をいっそう神秘的なものにしている。
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by giovanni12 | 2010-04-28 21:09 | Siem Reap | Comments(8)

今回、友人が予約してくれたロッテホテルのプランは、朝食&送迎つきでした。
なので、朝ごはんはホテルで食べました。

ちなみに(どうでもいい話ですが・・・)、
わたしは朝ごはんは泊まっているホテルで食べたいです。
だって、朝ごはんのあとに歯をみがきたいし、トイレも行きたいし、着替えたいし、お化粧したいので。
まぁ、リゾートホテルならまだしも、街中の一流ホテルですっぴん、起きぬけの顔で朝ごはんを食べているのもいい年してどうかとは思いますが、朝おきて、ごはん前にメイクってのはどうしても気が乗らないので。
はい、朝ごはんを食べないと、1日のすべての活動が始まらない人です。

ロッテホテルで朝ごはんを食べられるのは2ヶ所。
2泊したので、両方行ってみました。

1日目:ペニンシュラ

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昼と夜はイタリアンレストランのようです。
お店がそんなに広くないので、ブッフェの種類もそれほどありませんでした。
とはいえ、洋・韓・和とひととおりそろっています。
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この日はけっこう控えめ(?)
朝ごはんを食べ過ぎるとそこあとの食事に差し支えると思ってか、押さえ気味でした。
特に感動するものはありませんでしたが、美味しくいただきました。
ゴマのついたパンが美味しかったです。

2日目:ラ・セーヌ

こちらは1日中ビュッフェレストランとのこと。
こちらのほうが、メインの朝食会場なのですね。
ペニンシュラに比べ全然広く、ビュッフェの種類もかなり多いです。
麺コーナーもあり、頼むと作ってくれます。
ごめんなさい・・・残念ながらお店の画像なしです。

ビュッフェの種類が多いです、といっておきながら、
わたしの選んでいるのは前日とあまりかわりばえしないなぁ。
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やっぱりちょっと足りなかったので前日よりは少し多めに、でもおかずは野菜中心に。
写真には写ってないけど、昨日食べて美味しかったゴマのパンもいただきました。
お料理は基本的にペニンシュラで出ているものと同じだと思います。(こちらのラ・セーヌのお料理の一部をペニンシュラので出してるっていうのが正しいかな)

食べてるものはどこに行ってもたいして変わらないので、ビュッフェの種類の多さはわたしにはほんとうはあまり関係ないのですが、実際に取らなくても、何が並んでるのかな~とうろうろするのもビュッフェの楽しみのひとつ。やっぱり種類の多いビュッフェのほうがわくわくします。

ビュッフェを楽しみたいのならラ・セーヌへ。ただ、広いし人もそれなりに多いのでちょっとガヤガヤ、ワサワサしています。食べるものが定番のものでよくて、静かにゆっくり食べたいならペニンシュラのほうがいいかも。
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by giovanni12 | 2010-04-25 22:19 | Seoul | Comments(4)

Haircut100

髪の毛を切りました。
なんと、前回美容院へ行ったのは2008年の7月以来だったようで、我ながらビックリ。
1年は行ってないなーとは思っていたのですが(それでもじゅうぶんビックリですが・・・)、
あとちょっとで2年だったとは。これにはわたしも美容師さんも苦笑い・・・。
ひどいもんです。
これでは「女子力落ちる」どころの騒ぎじゃないです。

わたしの髪の毛、とってもじょうぶなので、特別な手入れをしなくてもパサついたり、枝毛になったりすることもほとんどなく、なのでついつい放置状態に。
ただ、黒くてまっすぐなので、前も書きましたが、伸びるとハイキングウォーキングの鈴木Q太郎になってしまうのですが、今回はさらにその時期も過ぎ去るほど伸びていました。(汗)
いっくら髪がじょうぶだからったって、のばすにしたって、せめて6ヵ月に1回くらいは美容院に行かないとね。
とこれまたいつもと同じように深く反省するのですが・・・。

タイトルは、「Hair cut」にするつもりが、なぜかHaircut100というのが頭に浮かび、ついつい100をくっつけてしまいました。
大昔にはやった(?)バンドの名前です。
探してみたら、ありました。


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by giovanni12 | 2010-04-24 22:00 | ひとりごと | Comments(4)

at Tully's

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会社の近くのTully'sをよく利用します。
仕事中、オフィスを抜け出して、コーヒーを買いに行きます。
頼むのはたいてい『本日のコーヒー』tall size。
たまーに甘いのが欲しくなくこともあるけど、ほとんどは本日のコーヒー。
コーヒーは深入りの酸味の少ないコーヒーが好き♥
砂糖もミルクの入れずにブラックでいただきます。
時々、コーヒー豆も買って帰ります。

ここのお店のスタッフがとっても感じがよいのです。
わたしはお店の人と気軽にしゃっべったり、仲良くなったりすることはあまりない人なので、
あいさつする程度で、おしゃべりしたりするわけでもないのですが、
かんじのよいスタッフからコーヒーをもらい、美味しいコーヒーを一口飲むと、
会社でささくれ立った心がちょっとほっこりとほぐれてくる気がします。
今日はお家のコーヒーが切れていたので、オススメにしたがいモカジャバを買いました。

人って、ほんのちょっとしたことで、幸せな気持ちになれるんだなと、
またコーヒー買いにこよう、と思うのです。
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by giovanni12 | 2010-04-20 22:43 | My favorite | Comments(2)

遺跡でランチ?

バンテアイ・スレイを見たあとは、再び車に乗り、1時間ほど走り次の遺跡に向かいます。
その前にそろそろお昼の時間も近づいてきたので、ランチタイム。
(動いている時間よりも車の中でほうけている時間のほうが圧倒的に長い午前中でしたが・・・)
本日の観光はランチボックス付きです。
ランチボックスなのは、郊外の遺跡なので食べるお店がまったくないからなのかなー、
遺跡の中ですわってピクニックのように食べたりするのかなー、
などど勝手に思っていましたが、イマドキ無人島ツアーじゃあるまいし、食べる店がないところへの観光なんてないですよね・・・。

到着したのはこちらの食堂。
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きれいとはいえませんが、よくある現地の普通の食堂でした。観光にきた外国人たちも食事してました。
なんだ、ここで普通に出してくれるのか、とおもいきや、わたしたちに用意されたのは可愛らしいランチボックス。
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わかりにくいですが、おにぎり2個、玉子焼き、から揚げ、焼き魚、バナナ、みかん、ケーキ。
まさしく日本のお弁当でした。現地の食堂ごはんだと食べられない日本人もけっこういるのかな。
きっとここのお店で席だけ借りる約束になっているんですね。(飲み物はついていないので、ここで購入)

実をいうと・・・、
たぶん、これ朝から車のトランクに入れて運んでいたんだと思うのですが、この炎天下でほんとうに大丈夫なのか?とちょっと心配でした。わたしとしては、そこで火をうれて作ってる現地料理のほうがいいのでは?という気もしないではなかったのですが、せっかくだし食べないのもね。。。
だいたい、これでこのツアーはずっとやってるんだろうし、心配する必要はないんだろうと。

お弁当は普通に美味しかったです。まったく問題なく食べられました。(疑ったりして、ごめんなさい)
とっても懐かしい味で、昔遠足にもって行ったお母さんの作ったお弁当の味でした。
日本人の方が作っているのかな。

せっかくなので、店先で作っていたスープも頼んでみました。
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香辛料がきいた(八角だったか・・・?)、美味しいスープでした。

おまけ
お店の裏にいたちびワンコ。
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by giovanni12 | 2010-04-18 11:42 | Siem Reap | Comments(4)

明洞でコスメハント!

ソウルに行ったら、何は買わずともコスメは買わないと!
(なんてエラソーに言ってますが、ほんの1年前までは韓国コスメなんてまったくキョーミもなく、
BBクリーム?何それ?ってかんじだったくせにね。それがいまではすっかり韓国コスメにはまってます。)

去年ソウルに行ったときに買ってきた雪花秀、期待以上によくて、ほんとに雪花秀買うだけのためにソウルにまた行ってもいいと思ったほど。
当然、最初は買ってくるつもりだったのですが、韓国コスメいろいろ調べれば調べるほど奥が深くて(笑)、
気になるものが次から次へとでてくるでてくる・・・。
これはもうどうしたものか、すでに行く前から飽和状態になってしまいました。
もう、こーなると、いったい何を買っていいやら・・・。

どーしよ、どの店で何買おう~と悩みながら、さっそく明洞へでかけます。

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うろうろしていると、目に入ったのはit's skinの『30%off』
この30%offにつられて、クリームやら、化粧水やら、美容液やらの基礎化粧品をたんまり買い込んでしまいました。(it's skinのコスメもいろいろチェックして気になっていたもがあったので)
ここでわたしのコスメ購買欲、かなり満たされ(その後も他のお店でちょこっとは買いましたが)、
結局当初の目的であった雪花秀は購入せず。
今にして思えば、どうせなら雪花秀も買っておけばよかったかと、ちょっと後悔ですが、それはまた次回のお楽しみにしておきます。

それにしてもソウルのコスメショップ巡り、なんでこんなに楽しいのかしら~。
化粧品、そんなに必要ない人なんですが・・・。

購入したit's skinの化粧品の感想などはまた改めてご報告しますね。
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by giovanni12 | 2010-04-14 22:56 | Seoul | Comments(6)

アンドレ・マルローというそのフランス人青年が妻とともにカンボジアに渡ったのは1923年。
彼はジャングルの中たどりついたバンテアイ・スレイで東洋のモナリザと呼ばるデヴァター像に魅せられ、それをフランスに持ち帰ろうとしたところ、プノンペンで逮捕された。
その時の体験をもとに書かれたのが1930年に発表した『王道』という小説だった。

わたしは勝手にワクワク、ドキドキの冒険小説を期待していた。トゥームレイダーのイメージが頭にあったからかもしれないが。
ところが読み始めたとたんにその期待はまったくの的外れであることがわかった。
物語の全体のトーンは重く、暗い。
カンボジアで新たな遺跡を発掘し、それを高値で売りさばき一攫千金を狙う若者クロードは、命がけでジャングルの奥地へすすむ。
目的の彫刻は手にいれたものの、当時未開のジャングルに入るということは命の保証はまったくされないとうこと、常に死の恐怖と戦わなければならない。
正気と狂気の間をいきつ戻りつしながら、それでも手に入れた彫像から逃れられない・・・。
読みながらなぜかわたしの頭に浮かんだのはジョセフ・コンラッドの『闇の奥』という小説。(コッポラの映画『地獄の黙示録』の原作となった小説)
テーマもシチュエーションもまったく違うのだけれど、息がつまるような重苦しさをどちらも感じたのである。


一方、わたしが実際にみたバンテアイ・スレイはまったく違うものだった。
バンテアイ・スレイを訪れてから『王道』を読んだわたしは小説にとても違和感を感じた。
そこにあったのは繊細で美しい彫刻の瀟洒な寺院、死の恐怖も狂気もまったくなかった。
そこにはすでにうっそうと木々が繁るジャングルはなく、あるのはしっかりと保存され、きれいに整備された遺跡と、遺跡の前に延々と並ぶ土産物屋の建物だった。
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東洋のモナリザは1000年もの間、ここであらゆるものを見てきたのか。


王道 (講談社文芸文庫)

アンドレ・マルロ- / 講談社


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by giovanni12 | 2010-04-12 20:47 | Siem Reap | Comments(0)

アンコール観光2日は、シェムリアップの街から少し離れ、郊外の遺跡をまわります。
まず、向かったのはシェムリアップから車で1時間ぐらいのところにあるバンテアイ・スレイです。
カンボジアの厳しい状況の話などガイドさんに聞きながら、初めての景色にキョロキョロしたりするうちに、
あっというまにバンテアイ・スレイに到着しました。

参道を通って入口へと進みます。
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意外だったのは、その大きさ(いや小ささというべきか・・・)
壮大でスケールの大きいアンコール・ワットに比べ、このバンテアイ・スレイなんて小さくてこじんまりしているのでしょう。
クメール族がこの地を支配しはじめて10世紀に建設された寺院だそうです。
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建物は小さいですが、門の上にはこんなに美しく繊細なレリーフが彫られています。
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瀟洒で可憐ということばがぴったりなバンテアイ・スレイですが、ここで一番有名なのは『東洋のモナリザ』と称される、デヴァター像。
デヴァターの彫像は何体かありますが、その中でももっとも美しい像がそう呼ばれているそうです。
いったいどれかと思ったら、ガイドさんが「あれです!」と教えてくれました。
「小さっ・・・!」
奥にひっそりと佇む、デヴァター像、近づけません。
肉眼で見て他のより美しいかどうか判別するのは無理です。
カメラのズームをめいっぱいにしてとった写真がこれです。

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確かに美しいかもしれないけど、やっぱりよくわからない。
もう少し近づいてみたかったです・・・。
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by giovanni12 | 2010-04-10 23:01 | Siem Reap | Comments(4)

最近気になる・・・

最近気になるのは近場の旅。
気軽にちょっと行けるところが魅力的。
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友達から昨日の朝一でメールが入ってきた。「クレアの韓国特集でてるよ!」
昨日は本屋さんに行く時間がなかったので、今日行って買ってきた。
台北の本はなんとなく勢いで。(汗)
今のところ、どこに行く予定もありませんが・・・。
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by giovanni12 | 2010-04-08 23:02 | ひとりごと | Comments(6)

さくら、さくら♪

お散歩がてら、三ッ池公園まで桜をみにいってきました。
三ッ池公園は『さくら名所100選』にもえらばれた桜の名所で、78品種1600本の桜が植えられているそうです。
空模様がかなり怪しくて、途中雨がポツポツしたりもしていましたが、やはり今週が満開見ごろということで、大勢の人で賑わっていました。

桜の時期の三ッ池公園には初めて行ったのですが、『さくらの名所100選』というだけあって、ほんとうにとてもきれいで見事な桜でした。
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名前のとおり三つの池が公園も真ん中に位置し、池の周囲にぐるっと桜をはじめ、いろいろな木が植えられています。
お天気がよければ、水面にうつる桜がもっときれいに見えたことでしょう。
そめいよしのだけじゃなくて、珍しい桜もあり、よくみると同じピンクでも桜によって違い、花びらのかたちも少しずつ違います。

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これは山桜の種類でしょうか?濃い色の桜もかわいいです。

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赤に近いようなピンクの八重桜もありました。こういう花をみると、桜がバラ科であることを思い出します。そめいよしのの花はなんとなくはかなげでバラのイメージはあまりないのですが。

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桜ばかっりじゃなくボクのこともみてよ、とでも言ってるのでしょうか。
あなたが主役になるには秋までまたないとね。でも、淡い緑色のあなたもすてきよ。
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by giovanni12 | 2010-04-04 21:35 | Japan | Comments(0)